広報ID1052697 更新日 令和7年7月24日
ごみの減量・資源再利用には次のメリットがあります。
ごみ処理には費用がかかります。事務用品などの無駄を減らし、職場内での体系的な節約を行うことで、ごみ減量と経費の節約・効率化が図れます。
人々の環境問題への関心が高まる中、事業所全体でごみ減量・資源再利用に取り組むことは、会社のイメージアップにつながります。
ごみを出さない職場、環境にやさしい製品づくりを目指すことで、製品の減量化、作業工程の合理化・品質管理の向上などにつながります。会社として新しいニーズに応じることで、従業員1人ひとりの意識啓発にもなります。
ごみ減量・資源再利用の取組みを進めることにより、資源保全、省エネルギー、汚染物質の削減など、次世代に良い環境を残すことができます。
[画像]メリット(22.3KB)責任をもって取組む担当者がいることで減量の効果がはっきりします。
[画像]責任者(13.4KB)どのようなごみが発生しているのか?発生量はどのくらいか?どのように処理されているのかを把握しましょう。
[画像]ポイント(12.3KB)
(1) ごみの分別保管場所はどこですか?
分別して排出できるスペースはありますか?「分ける」ということは大変ですが、ごみの中にも資源化できるものがたくさんあります。分別できる場所を確保しましょう。
(2) ごみ出しするのは誰ですか?
ごみ出しのルールを事業所全体に周知し、全員に確認してもらいましょう。みんなでやることにで減らそうという意識が芽生えます。
(3) 分別している品目と、収集運搬を委託している業者は?
まずは、資源化できるものとそれ以外のごみに分けてみましょう。また、産業廃棄物となるものは正しく分け、処分しなければなりません。
(4) ごみの発生量をどのように把握していますか?
事業所から出るそれそれ分別したごみの重量を継続して把握することが、ごみの減量には大切です。
(例)実測方法(重量の実測、ごみ袋個数による把握など)、収集業者へ問い合わせる方法、購入量から把握する方法(コピー用紙や新聞紙など)
[画像]実態把握(16.0KB)減らせるごみがないか、仕入れや作業工程などの見直しをしましょう。資源化が可能なものがないか、検討しましょう。
[画像]検討(25.5KB)資源の品目や分別方法を決めましょう。
資源やごみの保管場所を確保しましょう。
減量化の目標を設定しましょう。
不適切な分別の例示を掲示・回覧などして分別の間違いを防ぎましょう。
※計画の実現には、従業員やテナントの協力が不可欠です。継続的に従業員・テナントへ計画内容の周知や指導啓発等を行っていただくことが大切です。
4〜6を繰り返し実行していくことで、ごみの減量・資源再利用の成果が出てきます。
[画像]ピックアップ(2.3KB)市条例に基づき、事業系一般廃棄物多量排出事業者(以下、多量排出事業者)の皆様に、「盛岡市事業系一般廃棄物減量等計画書」及び「同計画実施状況報告書」の提出並びに事業系一般廃棄物管理責任者の選任及びその届出を義務付けておりますが、これも上記の流れでごみの減量・資源再利用に取り組んでもらうことを目的のひとつとしています。事業系一般廃棄物管理責任者の方は、計画書並びに報告書を作成する際に、上記の流れを確認いただき、ごみの減量・資源再利用に積極的に取り組んでいただければ幸いです。
市で作成したものを順次アップしていきますので、必要に応じて、ご活用ください。
事業所で発生するごみの中で量が多いのは、コピー用紙や段ボールなどの古紙です。古紙は分別してリサイクルすれば紙の原料になります。
ごみ減量・資源再利用の第一歩は紙のリサイクルから始めるのがおすすめです。
[画像]紙 リサイクル(39.7KB)1 事業所で発生する古紙の種類と量を調べる(コピー用紙、段ボール、新聞、雑誌など)
[画像]矢印(539B)
2 現在の状況を調べる
(1)自社で業者に処理を委託しているのか、ビルの管理会社などがまとめて委託しているのか。
(2)回収した古紙がリサイクルされているのか、焼却処分されているのか。
[画像]矢印(539B)3 リサイクル業者に回収を頼む
古紙の分別方法や回収場所、回収回数などを業者と確認する。
事業所で古紙のリサイクルを成功させるには、活動が定着し継続できるよう、次の1〜3に留意し、各事業所に適した形でスタートして下さい。
古紙は紙の種類ごとに分けると価値が高くなりますが、細かすぎても実行が困難に。回収業者と相談の上、何種類かに分けるか決めてください。
(例)新聞(折込チラシ含む)、段ボール、OA紙、雑誌、雑がみ
古紙の中に再生できない紙や紙以外のものが混入していると、リサイクルする上で大きな障害となります。このようなものを禁忌(きんき)品といい、必ず古紙の中から取り除いて下さい。
[画像]禁忌品(古紙)(256.6KB)
【紙以外のもの】
クリップ、ファイルの金具、とじひも、布類、プラスチック類、ガムテープ、セロハン、ガラス類、発泡スチロールなど。
事業所の各セッション(コピー機の横など)に回収ボックス(市販のものだけでなく、段ボールも利用できます)を設置すると、古紙の分別がスムーズに行えます。また、一定の古紙をストックできる集積場所をなるべく確保してください。
※どうしても集積場所が取れない場合は、回収時に各セクションから一斉に持ち出す方法もあります。
【回収ボックスを選ぶポイント】
(1)利用しやすい(出し入れが簡単)。
(2)場所を取らない。
(3)古紙の種類ごとに識別しやすい。
(4)職場にマッチしている。
【集積場所の条件】
(1)一回の回収量(1〜2t)の古紙がストックできる。
(2)積み込みのための駐車スペースがある。
(3)紙の種類ごとに仕切りがある。
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