市長定例記者会見(平成28年2月4日)


広報ID1008886  更新日 平成28年8月21日


1 職員の逮捕事案について

市長:

今般,発生しました当市職員の逮捕事案についてですが,これまでの職員の不祥事などを教訓に,全庁を挙げてコンプライアンスの徹底に取り組んでいる中,発生したものであり,極めて遺憾です。
また,被疑内容が,未成年者に対するわいせつ目的誘拐などであり,被害者の方の心情を察しますと,大変心が痛むとともに,このような不祥事により市役所全体の信頼が損なわれることに,強い憤りを感じているところです。
今回の事件を受けて,直ちに綱紀の保持の徹底について通知したほか,翌日に臨時庁議を開催し,全職員に対し,全体の奉仕者であることをあらためて自覚し,市民の皆さんからの1日も早い信頼回復に,全力を挙げて取り組むよう訓示しました。
なお,非違行為を行った職員については,警察の取り調べを通じ,事件の詳細が明らかになってくるものと考えていますが,市としても,事実関係を詳細に確認の上,厳正な処分を行っていきます。

記者:

職員逮捕については,昨年の春以来2例目となりますが,再発防止に関して具体策は何か検討されていいますか。

総務部長:

再発防止ということですが,これまでもコンプライアンスの研修や職場でのコンプライアンスミーティングを続けてきましたが,今後においても,さらに徹底していくことにしています。また,今回の件も含めて,職員の逮捕事案を直接題材にし,「どうしてこういうことが起きたのか」や「再発防止はどうすればいいのか」ということを,各職場で話し合う取り組みを,通知したところです。

2 盛岡ブランド表彰「もりおか暮らし物語賞」について

市長:

市では,平成19年度から,盛岡ブランドの推進に寄与し,その功績が顕著であると認められる個人または団体を,盛岡ブランド表彰「もりおか暮らし物語賞」として表彰しており,このほど平成27年度の受賞者を決定しましたので報告します。
本年度の受賞者は3団体です。
1団体目は,「全日本わんこそば選手権実行委員会」です。
同実行委員会は,わんこそばによる盛岡の観光および業界の振興を目的として昭和63年(1988年)に設立されて以来,本年度で30回目の開催となる全日本わんこそば選手権の開催を通じて,わんこそばの全国普及を目指し,わんこそばの由来である「おもてなしの心」のPRに努めてきました。
選手権には,毎年全国から多くの応募があり,参加者は抽選となる人気ぶりとなっているとともに,選手権の模様が全国に報道されるなど,盛岡の代表的な食文化として,「めん都・盛岡」の推進に寄与してきました。
2団体目は,「映画館通り街づくり協議会」です。
同協議会は,映画館通りのまちづくりを進め,街区の基盤整備による振興発展を図ることを目的として平成7年(1995年)に設立されて以来,映画館通りの美化と活性化に尽力されてきました。
特にも,タペストリーの掲示やフラワーバスケットを設置し,映画館通りを華やかに彩る活動を継続しているとともに,「映画の街盛岡」推進事業や「もりおか映画祭」などのイベントに関係団体と連携して取り組むなど,盛岡の繁華街の中心である映画館通りの発展と盛岡の映画文化の活性化に寄与してきました。
3団体目は,「東京盛岡ふるさと会」です。
同会は,郷土愛を高揚し,会員相互の親睦と啓発を図るとともに,盛岡市の発展に寄与することを目的として,平成8年(1996年)に設立されました。以来,20年にわたり,盛岡デー・イン・東京などのイベントに足を運び,郷土盛岡の魅力をアピールするなど,販路の拡大や観光情報の発進に貢献しているほか,在京盛岡広域産業人会と連携した,企業誘致に向けた取り組みの参加を通して,首都圏における盛岡ブランドの発信に尽力してきました。
なお,表彰式は,2月14日(日曜日)の13時30分から中央公民館において開催する「盛岡ブランドフォーラム2016」の中で行います。ブランドフォーラムの内容については,資料をご覧ください。

3 容器包装廃棄物削減への取組に関する協定書の締結について

市長:

容器包装廃棄物削減への取り組みに関する協定書の締結について発表します。
はじめに,「容器包装」の定義ですが,レジ袋や食品トレイなどの包装や容器のことであり,最終的に消費者の手元に廃棄物として残るものをいいます。
本市では,家庭ごみの減量と資源再利用の推進を目指し,市民の購買活動と切り離せない容器包装について,「不要な容器包装の削減」と「家庭から出る容器包装廃棄物の資源化」を2本の柱とし,市民,小売業者および市が連携して取り組みを推進するため,この度,三者による協定を締結することにしました。
市は,これまで,レジ袋の使用量削減運動に積極的に取り組んでいる小売店を「レジ袋使用量削減協力店」として認定し,マイバッグ持参の推進やレジ袋の辞退率調査などを実施するとともに,レジ袋使用量の削減に向け,協力店や市民団体と協議を続けてきました。
今回の協定は,三者の連携により,ごみ減量・資源再利用の取り組みを一層推進し,資源量の増加や容器包装廃棄物に係る資源量の把握にもつながるものと考えています。
この度の三者連携の取組方針をまとめた協定の締結を契機として,今後,不要な容器包装を削減し,容器包装廃棄物が資源化されることにより,「資源を大切にし,地球環境の保全に貢献するまち」に向けた市民意識の醸成が期待されるものです。
なお,「レジ袋」に特化した協定は多くの事例がありますが,「容器包装廃棄物」の削減についての三者協定は,山口県で平成21年(2009年)に締結した事例があるものの,市単独では,全国でもあまり例がないものと思っています。
また,三者による協定は,資料にある事業者14社,市民団体9団体および市が参加し,2月16日15時から協定締結式を行う予定です。

4 DIOジャパンに係る補助金返還について,県の責任および今後の市の対応方針は。

記者:

DIOジャパン問題で,補助金の返還が求められているが,盛岡市として県の責任についてはどのように考えているか。また,今後の市の対応方針についてお聞かせください。

市長:

株式会社DIOジャパン問題における県の責任についての考え方ですが,会計検査院の決算検査結果報告では,「このような事態が生じたのは,都道県および市区町村において,市区町村または受託者から提出された委託事業に係る実績報告書などの内容の調査確認が十分でなかったこと,都道県において,市区町村に対する指導監督が十分でなかったこと」と指摘されています。当市としても同様の認識であり,誠に遺憾なことと考えています。
次に,今後の市の対応方針についてですが,県から「不適正支出額等の平成27年度内の返還に向けた予算措置についての検討」を求められており,適切に対応していきたいと思っています。

記者:

適切に対応したいということですが,具体的にどのような対応をするのか教えてください。

商工観光部長:

県から文書で,年度内の返還に向けた予算措置を検討してほしいという依頼が来ています。これに基づいて,今後,立地した県内7市町の連絡会,そして岩手県とも具体の予算措置に向けた手続きについて検討しているところです。県でも,返納を求める際には,補正予算措置を検討することになるので,それらスケジュールなども併せて協議を進めていくということが,先ほどの対応の答えになります。

記者:

県の責任の話ですが,県にも応分の負担を求めていく考えなのか,それとも指示された額を素直に支払うのか,いかがでしょうか。

商工観光部長:

各自治体での判断もあるかと思いますが,盛岡市では,県と共に誘致してきたわけですが,最終的には盛岡市が事業主体としてコールセンターと委託契約を結んだことになります。この補助金は当然国から出ているので,実施主体の判断で返還していかなければならないと考えています。返還手続きと責任の在り方については,会計検査院の報告にもあるとおり,県にも,厚生労働省にも,各実施主体になっている市町村にも,それぞれ責任があると結果が出ていますので,責任については,それぞれの段階で検証して再発防止に努めていくことが責任の取り方であると考えています。

5 希望郷いわて国体冬季大会(スケート,ホッケー)の所感と本大会に向けて競技運営などで分かった課題は。

記者:

1月27日から31日まで開催された希望郷いわて国体冬季大会の市長の所感と本大会に向けて競技運営などで分かった課題などがあればお聞かせください。

市長:

完全国体の幕開けとなる希望郷いわて国体冬季大会は,「東日本大震災復興の架け橋」の冠称のもと,スケート競技会・アイスホッケー競技会を開催し,盛岡でもスピード,フィギュア,アイスホッケーの3種目の競技を実施しました。
岩手県営武道館での開始式は,選手・監督,関係者,一般観覧者および都道府県応援団が見守る中,池田晋一朗選手が旗手を務め,曽我こなみ選手の感動的な選手宣誓もありました。
多くの市民,県民が競技会場に足を運び,応援していただいた結果,岩手県選手団は初日から好成績を収め,男女総合成績(天皇杯)では1988年以降最高の8位となり,8位以内を目標にしている岩手県としては,幸先の良い結果となりました。
選手・監督などに対して,宿泊施設から各競技会場まで計画バス輸送したほか,競技を観戦される一般観覧者のためにシャトルバスを運行しましたが,1月30日にはアイスアリーナの来場者が多数ありバスを増便して対応しました。輸送バスの運行に関しては,天候にも恵まれましたが,滞りなく輸送できたのは,ひとえに国道,県道などの道路管理者をはじめとする関係機関,団体などの皆さんのお力添えがあってのものと思っています。
また,他県選手など多くの方から「手作りストラップ,選手への応援,温かいおもてなしありがとうございました」などの言葉をいただき,盛岡市らしいおもてなしができたと思っています。
次に,本年10月に開催する希望郷いわて国体本大会および全国障害者スポーツ大会・希望郷いわて大会に向けて分かった課題については,冬季大会に関しては天候や来場者に関しさまざまな場面を想定して準備した結果,最終日にアイスホッケー競技でフェンスが破損するといったアクシデントなど緊急で対応を迫られる場面もありましたが,大局的には大きな課題もなく終了することができたと思っています。
なお,大会の円滑な運営には,従事したボランティアスタッフや市職員の主体的な働きも大きいと考えており,各競技団体からも高い評価をいただきました。
今後,本大会を成功させるため万全な体制での準備については,冬季大会同様,仮設施設整備や競技役員編成などの諸準備の早期着手,冬季大会に比べさらに多くなる関係者の配宿先の確保,行楽シーズンと重なる時期における選手・監督などの計画輸送のためのバスの台数確保や渋滞を未然に防ぐためのシャトルバス利用のさらなる周知などが重要と考えており,県実行委員会,各競技団体,合同配宿本部をはじめ関係各機関・団体などとの連携を密にしながら対応していきたいと思っています。
最後に,競技関係者の皆さんや市民の皆さんの協力をいただき,冬季大会を成功裏に終了することができたことに,あらためてお礼します。


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