広報ID1031057 更新日 令和2年8月11日
盛岡市シティプロモーション指針及び推進計画は、これまで取り組んできた「第二次盛岡ブランド推進計画」における成果と課題を踏まえ、盛岡ブランドを活用しながら戦略的な情報発信を行うことにより、良好な都市のイメージを形成する「シティプロモーション」を推進するため、令和2年3月に策定しました。
この指針及び推進計画では、第二次盛岡ブランド推進計画の基本的な考え方を継承し、“市内外に「盛岡を愛する人」を増やし、盛岡市が選ばれる都市となること”を目指し、盛岡らしい有形・無形の価値や魅力(盛岡ブランド)を掘り起こし、磨き上げ、その魅力を活用するとともに、その中から、人それぞれの目的に合わせた魅力を選択し発信するなど、効果的・戦略的な情報発信を行うことにより、良好な都市のイメージを形成する一連の取組(シティプロモーション)を推進します。
[画像]写真4(58.9KB)盛岡市総合計画(平成27年度〜令和6年度)では, 「ひと・まち・未来が輝き世界につながるまち盛岡」を将来像に掲げ、市民の誰もがいきいきと暮らし、人の営みを支える産業やにぎわいがまちに活力を生み、盛岡らしさを生かしながら新しい魅力を生み出し、未来に引き継いでいくとともに、市民が盛岡のまちに誇りを持ち、世界の中で盛岡らしさを発揮できる世界につながるまちを目指しています。
この指針及び推進計画は、総合計画の施策「盛岡ブランドの推進」を図るものであるとともに、「盛岡ブランドの推進」に関連する各施策別計画の取組にシティプロモーションの考え方を取り入れ、各施策の情報発信力を総合的に向上させ, 各施策の成果を高めることにより, 総合計画における目指す将来像を実現しようとするものです。
(1) 盛岡ブランドの価値向上
盛岡ブランドとは、盛岡らしい有形・無形の価値や魅力であり、長い歴史を持つ盛岡の、脈々と続いている「暮らし」の中から生まれ、今を生きる私たちも誇りや愛着を感じる価値や魅力、そこから生まれる安心や信頼といったイメージをも含むものです。
この指針においては、盛岡ブランド推進計画で定めたコンセプトである4つの物語や、キャッチコピー、ロゴマーク、盛岡ブランド宣言を継承するとともに、盛岡の価値や魅力をさらに磨き上げるほか、4つの物語に分類していない分野を含めて、盛岡が持つ新しい価値や魅力を開発することで、より良好な都市のイメージ(都市ブランド)を向上させるなど、引き続きブランド開発を進めます。
(2) 戦略的なプロモーションの実施(マーケティング手法の導入)
民間企業においては、一般的にマーケティングと呼ばれる、顧客を獲得・維持するために、顧客のニーズを探り、顧客が満足する価値を提供する活動(財やサービスの考案、価格設定、プロモーション、流通の計画・実行)を行っています。
この指針では、各施策の目的に応じて、様々なプロモーションを行う際に、このマーケティング手法を取り入れることとします。
また、マーケティングにおいては、様々な情報の分析を基に、どのようなターゲットにどのような盛岡ブランドをどのような手法で提供をするのかを検討し、的確にターゲット(情報の受け手)を捉えて、メディアの特性を生かした情報発信ツール(使用する媒体や伝達手段)を選択することにより、各事業におけるプロモーションの効果を高めます。
(3) アウタープロモーションとインナープロモーションの両輪による取組
市外住民に向けたアウタープロモーションと市内住民に向けたインナープロモーションを展開します。
(4) 情報発信の体制強化
情報発信力を強化するため、市内外の住民、事業者との連携を図るとともに、市職員の広報力を高めていきます。
令和2年度から令和6年度までの5年間とします。
令和元年度の順位は46位です。
令和6年度の目標値を40位とします。
株式会社地域ブランド研究所が毎年度実施している地域ブランド調査によります。
この調査は、調査対象となる自治体の一部が毎年度入れ替わるなど、市の取組以外の要因による数値の変動がありますが、都市の魅力を表す全国的な調査であることから指標としました。
基準年よりも順位を上昇させることを目指します。
令和元年度の数値は27.8パーセントです。
令和6年度の目標値を28.0パーセントとします。
「地域ブランド調査」における、認知度の「よく知っている」及び「知っている」の割合を用います。
市の取組以外の要因による数値の変動がありますが、市外に向けた取組の効果を測ることができる全国的な調査であることから指標としました。
過去5年間の最高値(27.8%)よりも上昇させ、これを維持することを目指します。
令和元年度の数値は57.4パーセントです。
令和6年度の目標値を62.0パーセントとします。
「地域ブランド調査」における、「情報接触度」の「何度も見聞きした」及び「見聞きしたことがある」の割合を用います。
市の取組以外の要因による数値の変動がありますが、市が発信する情報の到達度を測ることができる全国的な調査であることから指標としました。
過去5年間の最高値(61.5%)よりも上昇させ、これを維持することを目指します。
年間観光客入込数の平成30年度の数値は508万1000人回です。
年間外国人観光客入込数の平成30年度の数値は5万3000人回です。
年間観光客入込数の令和6年度の目標値を530万人回とします。
年間外国人観光客入込数の令和6年度の目標値を15万人回とします
盛岡市観光課によります。
令和2年度から令和6年度までを計画期間とする盛岡市観光推進計画に掲げられている目標数値と同一の数字を目標値とします。
年間観光客入込数は, 平成26年度から平成30年度までの上昇率(+2.23%)に計画推進の効果を加味し、基準年の数値から4.3%上昇させることを目指します。
年間外国人観光客入込数は, 県計画で目標値として定める5年間の増加率122%を上回るよう、基準年の数値から283%上昇させることを目指します。
令和元年度の数値は79.2パーセントです。
令和6年度の目標値を82.0パーセントとします。
市が毎年度実施するアンケート調査によります。
第二次盛岡ブランド推進計画から継続して、市民の愛着を測ることができることから指標としました。
過去5年間の最高値(81.4%)よりも上昇させ、これを維持することを目指します。
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