広報ID1001645 更新日 令和6年10月16日
秋の行楽シーズンを迎え、きのこ採りや登山などで、人がクマの棲み処である山間部に入る機会が増えること、また、昨年度は、秋季(9月〜11月)に人身被害が多発(26件28人)したことから、岩手県では「秋のツキノワグマ被害防止キャンペーン」を実施しています。
クマを寄せ付けない対策を積極的に行い、被害を未然に防ぎましょう。
・音の出るものを持つ!
・複数人で行動!
<山はクマの家と考えましょう>
・飼料や生ごみを外に置かない!
・果樹は残さず収穫!
<民家近くにもクマは出没しています>
・走って逃げない!
・背を向けず静かに下がる!
<クマは顔(特に目)を狙ってきます>
盛岡市内ではニホンジカ、ツキノワグマなどの哺乳類、北上川や高松の池などで越冬するハクチョウ類などの鳥類をはじめ、多種多様の野生動物の生息が確認されており、豊かな生息環境が残されています。
[画像]ニホンジカ写真(55.4KB) [画像]ハクチョウ写真(22.4KB)近年、気候の温暖化により、市街地におけるハクビシン等の生活環境被害(糞害、鳴き声、ゴミの散乱など)の相談が寄せられています。
被害を軽減するためには、野生鳥獣を駆除するだけではなく、身の回りで野生鳥獣のエサとなる生ゴミや収穫しない野菜・果実を放置しない、野生鳥獣の隠れ家になる下草や藪を刈り払い見通しを良くするなどの対策を講じ、野生鳥獣を人の生活圏に誘引しないことが必要となります。
今一度、各家庭における対策の徹底をお願いします。
野生動物は、野生本来の生活を維持していくことが望ましいため、人からは積極的にこれらの動物の生活にかかわらないというのが基本的な考え方になります。野生動物を観察する時は、正しい知識を持ち、適度な距離で行いましょう。
また、野生動物はさまざまな病原体を持っていることがあるため、餌付けなどの場所から人間の靴などに病原体が付着し、拡散する恐れがあります。過度におそれる必要はありませんが、野生動物にむやみに接触することは控えましょう。
渡り鳥などの野生動物に餌を与えたり、ごみを放置することによって、生態系や鳥獣の保護などに影響が生じるおそれがあります。
希少鳥獣などの保護のために行われる給餌などの特別な場合を除き、野生動物への餌付けや渡り鳥の飛来地などにごみを放置しないよう、協力をお願いします。
けがや病気などで弱っている鳥獣を見つけた場合、むやみに手を触れたりせずに、元気があればそっと様子を見守るようお願いします。
けがや衰弱のため動けないようであれば、盛岡広域振興局保健福祉環境部環境衛生課(電話:019-629-6563)へ連絡してください。
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環境部 環境企画課 環境保全係
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