広報ID1001992 更新日 平成28年8月21日
環境省や林野庁の調査により、まきや木質ペレットの焼却灰から高濃度の放射性セシウムが検出されていることを受けて、盛岡市で導入しているペレットストーブの焼却灰の調査をしましたので、結果をお知らせします。
2012年3月26日から4月11日まで
検体は、U8というポリスチレン製容器(本庁舎分についてはマリネリ容器)を用い、シンチレーション式の放射性物質濃度測定器(定量下限値:1キログラム当たり1ベクレル)で測定した。
不検出の2検体(くりやがわ保育園および好摩幼稚園)を除くと、1キログラム当たり562から1111ベクレルであり、埋立処分の基準である1キログラム当たり8000ベクレルを下回っているが、肥料として使用する場合の基準の1キログラム当たり400ベクレルを超過している。
不検出の2検体については、東京電力福島第一原子力発電所の事故前(2010年度)に購入したペレットを使用していたことを確認した。
2012年3月19日から4月11日まで
シンチレーション式サーベイメーター(日立アロカメディカル製 TCS-172B)、簡易型放射線測定器(堀場製作所社製 Radi PA-1000)
測定値は、0.027から0.113マイクロシーベルト毎時であり、バックグラウンドとして測定した園庭や校庭、駐車場などの測定値と同程度の数値であった。
なお、文部科学省通知の「学校において児童生徒などが受ける線量と対策の目安」である1マイクロシーベルト毎時を大きく下回っており、「放射性物質汚染対策特別措置法」による汚染状況重点調査地域の指定要件である0.23マイクロシーベルト毎時を下回っている。
施設敷地内の園庭や畑に焼却灰をまいた8施設(震災以前に購入した燃料を使用していた施設を除く)について、
4月24日までにまいた焼却灰を除去した後、土壌の放射性物質濃度を測定した。
測定結果は、農政課が実施した市内農地の土壌測定結果(検出限界値未満〜1キログラム当たり139ベクレル)と同等の数値であり、比較のために実施した焼却灰をまいていない場所の土壌の測定結果とも大きく変わりのないものであった。
ペレットストーブの使用については、次の使用時期までに使用燃料の切り替えなどを検討する。
薪および木炭の焼却灰の肥料としての利用については、肥料などの暫定許容値である1キログラムあたり400ベクレル以下であることを確認したもの以外は肥料として利用することはできません。
ペレットストーブなどを使用して発生した灰の処分方法は、盛岡・都南・玉山の各地域で異なります。お住まいの地域の分別・処分方法を確認し、適切に処分してください。
リサイクルセンターへ直接持ち込むか、資源循環推進課(電話番号:019-626-3733)へ問い合わせてください。
大形・不燃ごみの日に回収します。ただし、火気のないものに限ります。
袋から漏れないようにして、直接処理施設へ持ち込んでください。
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環境部 環境企画課
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