8月9日の大雨・洪水に関連する盛岡市災害対策本部の対応状況について


広報ID1000998  更新日 令和3年9月16日


11月1日現在

大雨の概況

8月9日朝から、発達した雨雲が県内に流れ込み、岩手県内ではこれまでに経験したことがないような大雨となったところがあり、盛岡市内でも降り始め(9日0時)から10日6時までの雨量が125ミリの大雨となった。

被害の状況

人的被害

重傷者 3人

折れた木の枝が当たったことによる(1人)
乙部地内の住宅の倒壊による(2人)

軽傷者 3人

乙部地内の住宅の倒壊による(3人)

停電の状況

繋地区において120戸の停電が発生。8月11日12時現在14戸が停電。復旧済み。

建物などの被害

建物などの被害

区分と被害の状況(カ所)

注)市道2カ所、林道7カ所が現在通行止め

市の体制

避難対応

避難勧告

避難勧告

発表日時と対象地区と対象世帯と対象人員と解除日時

避難準備情報

避難準備情報

発表日時と対象地区と準備情報解除日時

避難所の開設状況

避難所の開設状況

避難所名ごとの開設状況

避難所への対応

各避難所へ職員を配置し、運営に当たるとともに、備蓄の食料、毛布および災害時の協定を結んでいる事業者から食料や水などを調達し提供した。また、上下水道局は繋小学校へペットボトルの水(みずっこ)を供出した。
さらに、避難所に保健師を派遣し、高齢者を中心に避難者の健康状態を把握しながら、健康支援に努めた。

応急給水

自家水道が使用不可能となった市民(門地内2件)に対して、上下水道局で応急給水を実施した。

消防団の活動

盛岡市消防団全分団が出動し、土のう要請や水のあふれなどに対する水防活動に従事した。
活動件数 27件

盛岡市災害ボランティアセンターの開設

大雨で土砂災害などの被害があった繋地区・猪去地区の復旧を進めるため、2013年8月10日に盛岡市災害ボランティアセンターを設置し、8月11日に市つなぎ地区活動センター内に同つなぎサテライトを開設した。(つなぎサテライトは8月31日に閉鎖)

なお、9月7日〜8日,14日〜15日にしぇあハート村内にサテライトを設置した。

  1. 運営主体 盛岡市社会福祉協議会
  2. 活動日程 2013年8月11日〜31日、9月7日〜8日、9月14日〜15日
  3. 活動内容 泥上げ、がれきの撤去など
  4. 活動実績 9月8日まで延べ23日間総勢1373人のボランティアが参加した

後の災害ボランティアセンターの開設予定:9月14日〜15日(しぇあハート村)

防疫作業の実施

被災地域における感染症の発生を未然に防止するため、8月10日から防疫措置を実施した。
床上浸水世帯、床下浸水世帯及び要請のあった世帯およびその周辺世帯に対して、消石灰・消毒液・消毒のチラシを配布するとともに、災害応援ボランティアに対して手指消毒薬の提供を行った。

引き続き,感染症の発生について監視を行う。

防疫作業の件数など

災害により発生した廃棄物の処理

8月11日に繋地区に臨時ごみ集積所を開設し、チラシなどにより住民に周知した。

また、猪去、湯沢、乙部、大ヶ生地区などの廃棄物排出状況を確認し、必要に応じ収集している。

なお、災害により発生した廃棄物処理については、クリーンセンターおよびリサイクルセンターともに廃棄物処理手数料が免除となる。

対応状況は以下のとおりである。

地域ごとの対応状況(キログラム)

(10月31日現在)

繋地区の臨時ごみ集積所は9月18日をもって閉鎖し、今後は町内会などで指定する集積場所へ出すよう、チラシなどにより住民へ周知した。

し尿処理については、盛岡地域分を盛岡地区衛生処理組合、都南地域分を紫波、稗貫衛生処理組合で処理を行っており、また、し尿処理手数料は免除となる。

対応状況は以下のとおりである。

地域ごとの対応状況

(10月31日現在)

小規模災害被害者見舞金の支給

小規模災害被害者見舞金支給要綱(昭和55年助役決裁)に基づき、住家の全壊、半壊および床上浸水被害者に対して、次のとおり見舞金を支給した。

小規模災害被害者見舞金の支給額など

(注)支給額については、2013年11月1日現在

住民説明会などの実施

(1)8月9日の大雨・洪水被害に関する住民説明会を以下の地区において開催した

地区(会場)ごとの開催状況

(注)参加者数は、説明者を除く

(2)農地復旧に係る地区相談会

地区ごとの開催状況

(注)上記以外にも、JAいわて中央農業協同組合が主催する「秋期座談会」で、23カ所において説明・相談会を実施した。

国・県への要望

  1. 激甚災害の指定・適用、財政支援などについて、国・県に対し、次のとおり緊急要望を行った。
  2. 岩手県知事に対する緊急要望(8月12日)
    当市、雫石町、紫波町、矢巾町の各長の連名により、岩手県知事に対し「平成25年8月9日のかつて経験したことのない大雨災害に関する緊急要望書」を提出した。
  3. 内閣総理大臣、国土交通大臣、農林水産大臣及び経済産業大臣に対する緊急要望(8月13日)
    政府調査団による視察で来県した内閣府亀岡政務官に対し、各大臣への「平成25年8月9日のかつて経験したことのない大雨災害に関する緊急要望書」を提出した。  国は、今回のこれまでに経験したことがないような大雨による被害を「激甚災害(本激)」として指定した(8月20日(火曜日)公布、施行)。
  4. 国会議員に対する要望(9月3日)
    盛岡市、雫石町、紫波町、矢巾町の各長の連名により、岩手県選出の国会議員(10議員)に対し、「平成25年8月9日の大雨・洪水災害に関する要望書」を提出した。

災害復旧事業に係る申請スケジュール

建設部・上下水道局関係

国庫補助事業スケジュール(国交省)

9月4日 国庫補助対象申請箇所の最終報告
10月4日 災害復旧事業費国庫補助負担申請
10月21日~25日 災害査定、工事発注

都市整備部関係

国庫補助事業スケジュール(国交省)

9月中旬 国庫補助対象申請箇所の最終報告
10月中旬 災害復旧事業計画概要書(査定設計書)の提出締め切り
11月18日〜22日 災害査定 工事発注

農林部関係

国庫補助事業スケジュール

9月上旬 国庫補助対象申請箇所の決定
9月下旬〜10月下旬 災害復旧事業計画概要書(査定設計書)の提出
11月中旬〜 災害査定 工事発注 

市単独補助事業スケジュール

9月上旬〜 優先順位に従い、順次事業着手

生活再建支援

中小企業者などに対する支援

甚大な被害を受けた、つなぎ地区の旅館・ホテルや飲食店などに対し、一定の要件のもとで、岩手県の特定被災地域復旧緊急支援交付金を活用した補助制度のほか、県の制度融資などを受けた場合の利子補給などを行うこととし、9月25日につなぎ地区の旅館・ホテルや飲食店などに対する補助制度などの事前説明会を開催するとともに、10月24日には補助申請などに係る説明会を開催した。

宅地等の堆積土砂などの撤去に係る対応

宅地等に堆積した土砂などの撤去について、被災者自ら対応が困難な場合は、被災者からの要請、あるいは市長が必要と認めたときは、市がその撤去を行う。

災害関連情報の広報活動

市が被災者に対して支援する内容などを市民に分かりやすく伝えるため、これまで災害関連情報を市のホームページやツイッターを活用してお知らせしてきた。

9月6日に被害を受けた地域住民へ生活再建支援策等のチラシを配布したほか、広報もりおか9月1日号・10月1日号に関連情報や特集記事を掲載した。

今後も、国・県の補助制度や市独自の支援策などが決まり次第、被災住民への周知に努めていきたい。

入湯税の免除措置

8月9日の大雨被害に伴い温泉(鉱泉浴)の提供が困難な宿泊施設の入湯客が、つなぎ温泉内の他の温泉入浴が可能な施設の温泉浴場を無料で利用した場合などは、宿泊施設で温泉浴を提供できるまでの間、入湯税を課さない措置を行った。

入湯税の免除措置

項目と実績

減免状況について

減免の状況(2013年10月31日現在)


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