初夏の風物詩 岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」が開花しました。


広報ID1002721  更新日 令和5年5月24日


初夏の風物詩 岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」が開花しました。秀麗な市の花「カキツバタ」を、ぜひご覧ください。


岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」が開花しました。

6月上旬から6月中旬頃が見頃となる見込みです。

[画像]令和5年5月23日の山岸のカキツバタ群落開花状況の写真(312.1KB)

令和5年5月23日、3輪ほどのカキツバタが開花していました。

今後の天候にも大きく左右されますが、例年どおりに推移すれば、6月5日頃から6月12日頃までが見頃と考えられます。昨年は、5月25日頃から咲き始め、6月5日頃満開を迎えました。

見学の際のお願い

個人所有地ですので、道路やあずまや付近から眺めるにとどめ、群落内に立ち入ったり、花を取ったり、ごみを散らかしたりせず、マナーを守って鑑賞しましょう。

現在、カキツバタ群落内には、公立大学法人岩手県立大学との地域協働研究として、カキツバタ群落の維持・再生に関する研究のため、カキツバタの茎数や花数を調査するための杭などが設置されておりますので、あらかじめ御了承ください。

岩手県指定天然記念物 山岸のカキツバタ群落について

初夏の風物詩である岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」は、例年5月下旬から6月上旬が見頃になります。

カキツバタは、ハナショウブ、イチハツ、アヤメとともに、アヤメ科の多年生草木で、このうち最も気品に満ち、美しいとされています。

全国的に分布していますが、「山岸のカキツバタ群落」は数少ない群落として貴重なものです。

盛岡は、江戸時代からカキツバタ原産地の1つとして有名であったといわれ、昭和46年(1971年)には盛岡市のシンボルとして「市の花」にカキツバタが選ばれています。

近年、群落内にヨシやカサスゲなどの雑草が繁茂し、花茎数が減少しておりますが、市は、群落の再生に向け、取り組みを進めております。

盛岡市のシンボルでもある優麗なカキツバタ群落を、ぜひご覧ください。

岩手県指定文化財「山岸のカキツバタ群落」

指定種類と名称

岩手県指定文化財(天然記念物)「山岸のカキツバタ群落」

所在地

指定年月日

昭和31年(1956年)7月25日

面積

931平方メートル。約300坪。

花茎数

約1000本。年によって変動があります。

花数

約175輪(令和4年調査結果)。年によって変動があります。

岩手県指定天然記念物山岸のカキツバタ群落の場所


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