広報ID1002721 更新日 令和6年5月14日
初夏の風物詩 岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」が開花しました。秀麗な市の花「カキツバタ」を、ぜひご覧ください。
令和6年5月10日、15輪ほどのカキツバタが開花していました。
今年は例年より開花が10日ほど早く、今後の天候にも大きく左右されますが、例年どおりに推移すれば、5月20日頃から6月1日頃までが見頃と考えられます。昨年は、5月23日頃から咲き始め、6月5日頃に満開を迎えました。
見学の際のお願い
個人所有地ですので、道路やあずまや付近から眺めるにとどめ、群落内に立ち入ったり、花を取ったり、ごみを散らかしたりせず、マナーを守って鑑賞しましょう。
現在、カキツバタ群落内には、公立大学法人岩手県立大学との地域協働研究として、カキツバタ群落の維持・再生に関する研究のため、カキツバタの茎数や花数を調査するための杭などが設置されておりますので、あらかじめ御了承ください。
初夏の風物詩である岩手県指定天然記念物「山岸のカキツバタ群落」は、例年5月下旬から6月上旬が見頃になります。
カキツバタは、ハナショウブ、イチハツ、アヤメとともに、アヤメ科の多年生草木で、このうち最も気品に満ち、美しいとされています。
全国的に分布していますが、「山岸のカキツバタ群落」は数少ない群落として貴重なものです。
盛岡は、江戸時代からカキツバタ原産地の1つとして有名であったといわれ、昭和46年(1971年)には盛岡市のシンボルとして「市の花」にカキツバタが選ばれています。
近年、群落内にヨシやカサスゲなどの雑草が繁茂し、花茎数が減少しておりますが、市は、群落の再生に向け、取り組みを進めております。
盛岡市のシンボルでもある優麗なカキツバタ群落を、ぜひご覧ください。
岩手県指定文化財(天然記念物)「山岸のカキツバタ群落」
昭和31年(1956年)7月25日
931平方メートル。約300坪。
約1000本。年によって変動があります。
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