遺跡の学び館 開館20周年企画展「盛岡城の石垣」


広報ID1048191  更新日 令和6年6月10日


遺跡の学び館では、開館20周年記念企画展「盛岡城の石垣」を開催します。盛岡のシンボルともいえる国史跡盛岡城跡の、江戸時代から残る石垣の特徴や魅力について展示解説します。


イベントカテゴリ: 催し歴史・文化・芸術

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[画像]盛岡市遺跡の学び館 開館20周年記念企画展「盛岡城の石垣」 ポスター(228.8KB)
開催期間

令和6年7月2日(火曜日)から令和6年10月6日(日曜日)まで

開催時間

午前9時 から 午後5時 まで

入館は午後4時30分まで
毎週月曜日(祝祭日の場合は翌平日)と毎月最終火曜日は休館。

対象

小学生、中学生、小・中学生、一般

開催場所

遺跡の学び館 企画展示室
案内地図(中央公園内、近隣に県立美術館、先人記念館、子ども科学館があります)

内容

国史跡盛岡城跡は、往時の姿を今に伝える史跡として、また都市公園として、多くの市民に愛され、憩いの場となっています。近年では、県外・国外からの観光客も多く見受けられ、盛岡城跡(盛岡城跡公園)の存在は大きなものになってきています。
史跡を訪れた人々の中には、天守・門等の建築物が存在しないことを残念がる人もいますが、盛岡城跡の本質的価値は石垣にあります。

昭和12 年の史跡指定台帳には、「濠湟石壁土塁尚ヨク存シ舊規模ノ見ルベキモノリ」と記され、堀や石垣、土塁がよく残っており、当時の様子を窺うことができるとあります。


また、盛岡城跡は北東北地方に珍しい織豊系城郭であり、主要曲輪に石垣が構築された総石垣である点も大きな特徴です。
本展では、令和3年から行われている三ノ丸北西部北面石垣修復工事の成果を中心に、過去の修復工事、盛岡城石垣の積み方や特徴など、盛岡城の石垣について展示解説します。

<主な展示>

1 盛岡城跡の概要:盛岡城跡の概要の解説
2 石垣の基礎知識:石垣各部の名称や積み方の基本
3 盛岡城の石垣:盛岡城石垣の積み方分類と分布
4 石材と石切丁場:盛岡城石垣の石材と石材産地
5 石工の道具:石工職人が使用する道具と使い方
6 これまでの石垣修復工事:腰曲輪と本丸の石垣修復工事の概要
7 三ノ丸石垣修復工事:三ノ丸北西部石垣修復工事の概要と判明したこと
8 盛岡城跡の瓦:発掘調査で出土した軒丸瓦・軒平瓦とその編年
9 映像コーナー:三ノ丸石垣解体工事の様子、現地説明会の様子

申し込み

不要

費用

必要

展示図録

展示資料や解説を掲載した図録を当館受付にて販売します。

1冊1100円


もりおか史跡・遺跡めぐり 盛岡城跡石垣修復現場

[画像]石垣修復現場の見学(23.3KB)

石垣修復では、発掘調査も行い、江戸時代の人たちの知恵や技術を調べて記録し、現代の技術で可能な限り当時のままに再現し、次の世代へと受け継ぐことを大切にしています。修復現場では、江戸時代の人たちがどのような技術と工夫で大きな石を積んだのか、知ることができます。今回の遺跡史跡めぐりでは、この江戸時代の石垣技術をまじかに見ることができるまたとない機会です。

学芸講座「盛岡城の石垣修復史−昭和・平成・令和−」

 企画展「盛岡城の石垣」関連講座。展示担当職員が講演します。盛岡城跡三ノ丸北西部石垣修復をはじめ、これまでの石垣修復とそこからわかったことなど解説。

申し込み等、詳しくは次のリンクをご覧ください。 

特別講演会「盛岡城の石垣普請−南部氏三世代の城づくり−」

 企画展「盛岡城の石垣」関連講座です。江戸時代の盛岡城の石垣普請について、専門家による講演会です。

申し込み等、詳しくは次のリンクをご覧ください。 

遺跡の学び館の位置


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教育委員会 遺跡の学び館
電話番号:019-635-6600
ファクス番号:019-635-6605
〒020-0866
盛岡市本宮字荒屋13-1


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